資産運用

  • ブックマークサービスに追加»
  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに追加
  • livedoorクリップへ追加
  • Googleブックマークへ追加
  • niftyクリップへ追加
  • fc2ブックマークへ追加

先物取引と証拠金取引

資産運用について、より積極的にリスク商品にも取り組んでみようと思う方は、先物取引に取り組んでみても良いかも知れません。基本的なことを把握していきましょう。

先物取引には株式・債券・商品などいくつかのものがあります。基本的な仕組みは同じなので、取り敢えず金の先物取引を例にします。商品先物取引会社に申し込みをします。

金の値段が今後値上がりすると予想して、10口分の買いを入れるとします。条件は以下のようになります。

(1)銘柄:金、2009年10月限
(2)値段:2008年11月17日現在2320円
(3)必要投資金:135万円

まず(1)の銘柄ですが、金ということだけでなく‘09年10月限というところまでが銘柄の名称となります。“限”は“ぎり”と読みます。これが取引の期限で“限月(げんげつ)”と言います。 この例では’09年の10月末までに必ず決済することになります。先物取引では、この期限が段階的に分かれており、金の場合は6つの限月があります。

(3)の投資金がいわゆる証拠金です。現物の金を購入するのであれば、この例だと2320円×10kg×10枚=2320万円になりますが、先物取引では買ってもその現物がすぐ手元に届くものではありませんので、取引の参加料として1枚あたりいくらと決められた金額を預ければ取引できます。上記の例では1枚あたり13万5千円必要で、10枚分として135万円となります。この金額は業者によって若干違う場合があります。

さて、予想が当たって2520円まで値上がりしたとしましょう。利益の計算は

{2520円(売値)-2320円(買値)}×1000g×10枚=200万円

となります。投資金と比較してみましょう。もし現物を購入したのであれば、2320万円を支払って買ったものを2520万円で売って200万円の利益ということになります。ところが先物取引では、135万円の証拠金を預けておいて、上記のように上手いタイミングで決済できれば、135万円の証拠金と200万円の利益、合わせて335万円が入ってくることになるわけです。すごいハイリターンです(手数料は考慮していません)。

そこですぐに気付きますね。『これが逆の値動きをしていれば、200万円のマイナス!?』 そのとおりです。ものすごいハイリスクです。今の計算例は少し大げさな数値にしましたが、基本はそういうことなのです。

さて、値動きが逆になって損計算となった場合、証拠金取引ではその損の額がある一定のライン以上になったら、追加のお金を預けてください、預けられないのであればその時点で強制決済です、という仕組みになっています。株や商品先物によってそのラインは違いますが、おおむね最初の投資金の半額ぐらいをめどに設定されている場合が多いと思って良いでしょう。気付かない間にとんでもない額の損が発生していた、というような事態を防ぐためのものです。

さて、場合によっては『しばらくは値下がりする可能性が高い』という状況があるとします。そう予想した場合先物取引(証拠金取引)では、“売り”からスタートして、値段が下がったところで“買い”決済することによって利益、というやり方があります。必要な証拠金や条件は買いスタートする場合と全く同じで、違うのは値上がり値下がりのプラスマイナス計算が逆転するということだけです。下がったら利益・上がったら損、です。

2008年夏以降に原油や穀物などの値段が急落した際には、この“売り”スタートで大きな利益をあげた投資家が相当数いたわけです。このように“売り”によって値下がりで利益を得られる機会があり、要は予想どおりに値段が動いてくれるかどうかなのです。

スポンサード リンク
[↑]ページの先頭へ

運営者・お問い合わせ  プライバシーポリシー
Copyright(c) All Rights Reserved.