資産運用

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相場格言と分析手法

坂本竜馬は薩摩藩と長州藩の同盟を画策している頃でも、予想される徳川幕府との軍事的衝突を材料に『今後、石炭の値段が上がるぞ』と、仲間の陸奥陽之助に向かってまるで商売人か投機家のような話をしていたという逸話が残っています。

坂本竜馬の場合は自身が幕府を倒す側として行動していたのであり、現代風に言うと“インサイダー”の立場にあったからそのような予想が立てられたわけですが、今、株式や先物などの相場商品に取り組もうとする投資家はそういうわけには行きません。ただ、現代でも先人が残した教訓を活かすことは出来ます。そういう“相場格言”のいくつかを心に留めておきましょう。

(1)『利食い千人力(りぐい、せんにんりき)』

買ってから値上がりすると誰でもうきうきするものです。しかし、それは計算上の利益であって、本当の利益ではありません。うきうきしている間に売りのタイミングを見失って、結局値下がりしてしまったという例は実に多くあります。利が乗ったら早めに決済して利益を確保しておきたいものです。

(2)『見切り千両(みきり、せんりょう)』

買った後、値下がりしてきたら焦りますね。そして、このまま値上がりする時までずっと寝かせておくか・・・と考えがちなものです。しかし、その希望的観測がさらに値下がりすることで損が大きくなることに繋がるケースも多いです。損になったら早めに決済して、その額の損で終わらせてしまった方が良い、という考え方です。株式などの相場商品を扱う時の上手い・下手はこの損切りがいかに出来るかにかかると言っても良いほどです。

(3)『相場の金と凧の糸は出しきるな』

株や商品などの相場に使う資金は、あくまでも余裕資金の範囲内でおさめなくてはなりません。ついつい熱くなって財産の大半を注ぎ込むようなことは、絶対に避けるべきです。

 

お説教されてばかりいるみたいですね。相場格言は、それを集めたものだけで一冊の本が出来るほどたくさんあります。

さて、数値分析のような手法を使って、売り買いの判断材料にする方法もあります。総じてテクニカル分析と呼ばれるやり方です。これも、いろいろあって一冊の本になってしまうので全部列挙できませんが、よく見られる移動平均線を御紹介しておきましょう。

株などで値動きを表すグラフを見たことがあると思います。チャートとか罫線(けいせん)と呼ばれるものです。一見すると棒グラフのように見えますが、ローソク足と呼ばれるグラフで棒グラフとは違います。このチャートに折れ線グラフが重ねて書き込んであるものがよく使われています。その折れ線が移動平均線です。

株価の日々の終値の、過去200日間分と過去20日分それぞれの平均値を算出して、それをグラフにしたものです。200日分の方が長期線、20日分は短期線と呼びます。そして、価格の推移の中で、短期線の方が長期線よりグラフの高い位置にある場合は上昇中、つまり“買い”。短期線が下向いて来て長期線より下に突き抜ける時は、既に下落傾向が固まったとする“売り”のサインだと見るというものです。ちなみに短期線・長期線の値を算出する時の日数は、証券会社・商品取引会社によって違います。

相場商品を扱う場合には、数ヶ月程度の練習期間を設けた方が良いと思います。いくつかの銘柄を選定し、買ったつもりでテクニカル分析や相場格言を参考にしながら、値動きを追っていくわけです。たくさんある参考材料や分析手法の中で、どういうやり方が自分にあっているかをある程度明確にしてから、実際の売買に取り組むことをお勧めします。

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