コマーシャルペーパー(CP)とは、信用力が有る優良企業が短期の資金(返済までの期間が1年未満)を調達する目的で発行する無担保の約束手形です。
銀行からの借り入れと共に、企業の資金調達手段として広く利用されています。コマーシャルペーパーの販売先は機関投資家などに限定されており、個人投資家は購入することが出来ません。
コマーシャルペーパーは金融商品取引法上の有価証券に属します。証券を発行して資金調達するという意味では社債に近いものといえます。割引方式で発行され、オープン市場で取引されています。ちなみにオープン市場には、CPの他に、レポ市場、債券現先市場、CD市場、TB市場、FB市場があります。
コマーシャルペーパーの発祥は1920年代のアメリカです。その後、1980年代以降は国際金融市場でも発行されるようになり、1987年(昭和62年)11月から日本でも導入されました。
日本においては当初、対象が一般事業会社のみで金融機関による発行は認められていませんでしたが、幾度かの解禁や発行規制の撤廃を経て、現在では証券会社・ノンバンク・保険会社・銀行のいずれもコマーシャルペーパーの発行が可能となっています。尚、発行規制撤廃以降は期間や発行額についても自由化が進みました。
コマーシャルペーパーを発行形態により分類すると、発行取扱業者(金融機関、証券会社)を通じて発行されるディーラーペーパーと、企業が投資家に直接販売するダイレクトペーパーに分けられます。
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