格付会社とは、国債や企業の発行する債券について情報を集めて評価をし、「AAA」などの記号を用いて格付けを行う会社のことです。
こうした評価は信用格付けと呼ばれます。格付けは一般に公表され、投資家が債券などへの投資を行なう際に参考にする情報となっています。尚、格付け機関と呼ばれることもあります。
格付会社は、1990年代半ばに米国で始まりました。債券や株式を発行する企業の財務情報や営業情報は開示されますが、会計の専門家ではない一般の人々にとって、そうした情報を読み解くことはなかなか困難と言えます。
そのため、専門機関が公平・中立な立場で企業の経営状態を分析し、その結果を一般の人々にもわかりやすく表示したものが格付けとなります。
格付会社は、企業から格付け料を受けて格付けを行っています。企業としては資金調達のために債権を発行しており、格付けを受けることで投資家を増やす狙いがあります。
尚、公正な格付けを行わなければ、その格付会社自体の信用が落ち存続が困難となるため、格付け料を受け取ることで、企業に対する評価が左右されることはありません。
日本では、金融庁による指定格付機関制度を導入しており、指定の有効期間が切れる前に次の指定格付機関が発表されてきました。
平成21年度の指定格付機関は、(株)格付投資情報センター、(株)日本格付研究所、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク、スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ、フィッチレーティングスリミテッドの5つです。(指定有効期間:平成22年1月1日から平成22年12月31日まで)
但し、この指定格付機関制度は信用格付け業者に対する規制(平成21年金融商品取引法等の一部改正)導入後に廃止され、信用格付業者の制度に統合される予定です。
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