セントレックスとは、1999年(平成11年)10月1日に名古屋証券取引所が開設した新興企業向けの株式市場です。
セントレックスは、地域経済に密着しながら機動性、柔軟性、創造性を発揮する中堅・小中企業が活躍することで、中部地域の経済活性化を図ることを目的として創設されました。
セントレックという名称は、中部地方の中部(セントラル)と、ラテン語の王様(レックス)を組み合わせた造語です。
東京証券取引所のマザーズ、大阪証券取引所のヘラクレスなど共に、新興企業の活動支援を担う市場となっています。
セントレックスの特徴としては、過去の業績ではなく今後の成長性を重視する上場基準や、高い流動性の保持、企業規律の強化、記者クラブ発表や各種IRイベントなど多様な情報発信の場を提供することによる上場後の成長サポート強化、などが挙げられます。
そのため、成長性のある若い企業にも早期に資金調達の機会を提供しようという考えから、東証マザーズや大証ヘラクレス、ジャスダックと比べ、上場時の株式時価総額などの上場基準が緩いものとなっています。
また、名古屋証券取引所が行う市場一部、二部の審査期間が約2ヶ月から3ヶ月であるのに対し、セントレックスにおける上場審査は約1ヶ月から2ヶ月と審査期間も短くなっています。
但し、一部の投資家の間には、このような上場基準の緩さが、事業継続性や信用力に乏しい企業を上場させるとして、審査に疑問を抱く声もあるようです。
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