国債発行とは、国が償還期限と利率を定めた債券を投資家に購入してもらうことで必要資金を得る資金調達方法です。
償還とは借金の返済の意味であり、国債発行はいずれ返済しなければならない借入ということになります。
尚、従来、国債本券により受渡や保管を行って来ましたが、平成15年1月27日以降に発行される国債については、帳簿への記載により受渡や残高管理を行うペーパーレス(振替国債)に移行しています。
国債には、建設国債と赤字国債の2種類があります。
建設国債は、橋や道路などの主に公共工事に使われるために発行される国債です。これに対し、赤字国債は、税収では足りない部分を補填するために発行される国債となります。赤字国債は特例国債とも呼ばれています。
国債は償還期間(満期)によって、短期国債(1年以内)、中期国債(2~4年)、長期国債(5~10年)、超長期国債(10年以上)に分けられます。このうち、最も多く発行されているものが10年物長期国債となります。
国債は、償還期限を迎えると、元金(額面価格)と利息が支払われることとなります。また、他の債券同様、発行された後でも市場で売買することが可能です。
90年代のバブル崩壊以降、日本の国債発行残高は加速度的に増加し、2010年現在も、建設国債も含め、増加し続けているのが実情です。その額は2009年度末には600兆円を超え、その後も景気低迷による税収の落ち込みから、財政健全化の目処は立っていません。
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