景気動向指数とは、内閣府によって発表される、複数の経済指標を組み合わせることにより景気の動きを総合的に把握出来るように作成された指標のことです。
景気動向指数は日本固有のものではなく、世界のそれぞれの国で用いられています。世界で採用されている景気指数にはDIとCIがあります。
DIとは、ディフュージョン・インデックスの略で、景気動向の方向性を示す指数です。これに対し、CIは、コンポジット・インデックスの略で、景気変動の大きさやテンポ(量感)を示す指数となります。
日本においては、1960年(昭和35年)からDIを景気動向指数として公表してきましたが、世界的に見て景気動向指数にCIを用いる国が増えたことから、日本でもDIを基本にCIを参考資料として提示するようになりました。
さらに、2008年(平成20年)4月からは日本でもこれを逆転し、CIを中心にDIを参考資料として公表しています。
内閣府経済社会総合研究所が作成した2009年の日本の景気動向指数を見た場合、指数作成に用いられる経済統計は29項目あります。
この内訳としては、景気の動きに先行して変動するとされる先行系列(最終需要財在庫率指数、新規求人数、東証株価指数など)が12項目、景気の動きと一致して動くとされる一致系列(鉱工業生産指数、大口電力使用量、商業販売額など)が11項目、さらに、景気の動きに追随して変動するとされる遅行系列(製造業常用雇用指数、家計消費支出など)の6項目に分けられます。
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