生産者物価指数とは、諸外国で作成されている物価指数のひとつで、生産者の出荷時点での価格の変動を示す指標です。
Producer Price Indexを略してPPIとも呼ばれています。
世界的には欧米を中心に「卸売物価指数」から「生産者物価指数」へと移行する国が多く見られますが、日本では、「生産者物価指数」に近い統計として、「企業物価指数」(CGPI: Corporate Goods Price Index)を採用しています。
これは、従来、日本銀行が「卸売物価指数(WPI)」として公表してきたものを2000年基準改定時(2002年12月公表)に「企業物価指数」へと移行した形になります。
例えば、米国においては、生産者物価指数は米国労働省労働統計局が毎月公表するもので、約10,000品目における生産者の出荷時点での価格の変動を、製造段階別(Stage-of-processing based)、品目別(Commodity-based)、業種別(Industry-based)に示しています。
さらに、 製造段階別では過程によって、完成品(finished goods)、中間財(intermediate goods)、原材料(crude goods)に分けられます。
日本の企業物価指数(旧卸売物価指数)に近い統計として知られていますが、生産者物価指数は物流コストなどを含まない生産者の出荷時点の価格であり、日本の企業物価指数は輸送費や流通マージンを含んだ物価である点が異なります。
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