リデノミネーションとは、国の通貨を新通貨に切り替え、通貨単位を変更することをいいます。
リデノミネーションの具体的な例としてはしばしば2002年に行われたヨーロッパの通貨統合によるユーロ導入が挙げられます。
また、ユーロ導入によってユーロ参加国が既に発行している国債については、コンバージョン・レートが適用され、ユーロ建てに変換されました。これについても、リデノミネーションと呼ぶことが出来ます。
尚、日本語においては、リデノミネーションとデノミネーションの用法が曖昧となっています。
例えば、2009年11月30日に北朝鮮で実施された同国通貨ウォンの額面を100分の1に切り下げる貨幣改革のように、インフレによる金額表示が著しく大きくなった場合にこれを解消するべく行なわれる貨幣単位の切り下げは、日本では一般にデノミネーションと呼ばれています。しかし、 このような通貨切り下げをリデノミネーションと言い表わしているケースもあります。
これには、日本語における“デノミネーション”が和製英語化された独自用法であり、デノミネーションとリデノミネーションは別物として扱われることが多いという背景があります。
本来、英語の“denomination(デノミネーション)”とは単純に「通貨の単位」を指し、そこに「切り下げ」や「切り上げ」といった意味はありません。日本で用いられている“デノミネーション”に相当する単語は、“redenomination(リデノミネーション)”、あるいは“change of denomination”となります。
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